ボカロと不安

 中学生のとき、たぶんめざましテレビだったと思う。テレビで初めて初音ミクを観ての感想は「なんだこれ、髪の長さすごい。小顔。絵面は可愛いけれど声が苦手かもしれない…。」だった。付き合ってた人(お米ちゃん)はボカロ好きだったけれど別に私が好きになる必要もないと思ってたし無理に聴くものでもないって言われてたからあまり聴くことはなかった。

 なんで好きになったか。あっさり言うとお米ちゃんと別れたあとにBUMP OF CHICKENが聴けなくなってたからだと思う。米津玄師も聴けなくなったし相対性理論も聴けなくなった。たぶん高校生のときに聴いてた音楽はほぼ受け付けなくなってたんだろう。イヤホンを耳にさす、そこから音楽が流れてくる。その声を聴くだけで吐き気がして気持ち悪くてWALKMANは何回もぶん投げた。

 新しい音楽に手を出したくて聴きはじめたボーカロイド。初めて聴いたのはやっぱりハチの曲だったと思う。思っていたより抵抗はなかった。ピノキオピーとナユタン星人も最近は好き。BUMPはRAYを予約しててWILLPOLISに行くことも決まってからやっと聴けるようになった。それでも好きゆえにまだ聴きたくなくなることもある。お米ちゃんと別れて好きだったものが減って嫌いなものはたくさんになってしまった。それでも捨てきれないものは多くて代表格はBUMP OF CHICKENだと思う。

 でもときどき不安になる。結局、お米ちゃんが好きだったボーカロイドに手を出してしまったわけだ。これって好きな人の好きなものを好きになるの法則じゃね?ってなったりする。